脚本・演出:久我真悟
2023年10月31日(火)~11月14日(火)全18ステージ
『 欠落。 』
都内にあるデリバリーヘルス「エンジェルハンズ」に勤める智花(ともか)。
この店は世にも珍しい、「障碍者専門デリヘル」としてひっそりと営業している。
学費を稼ぐために、エンジェルハンズで殺伐とした日々を送っていた智花だったが、
脳性麻痺で体の自由が利かない客、高杉との出会いが彼女を変えていく。
自身の存在意義を疑う二人が導き出した答えとは・・・。
「私達にも笑って外を歩ける時がくるはず・・・きっと。」
『 安楽。 』
若くして難病指定されている筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患った香織(かおり)。
日に日に自由が利かなくなる体。ついには心までも病に蝕まれてしまい、彼女は安楽死を望むようになっていた。
憧れだった医者の道をついに叶え、研修医として最後の一年を謳歌していた彰(あきら)。
底抜けに明るい性格の彼だったが、香織との出会いがあらぬ方向へと彼を変えてしまう。
安楽死を様々な角度から問う新作。
「明日になるほど・・・・昨日が恋しくなったことある?」
『 部落。 』
2011年3月11日。東日本大震災。地震と津波による福島第一原子力発電所でのメルトダウン発生は、国内外に大きな衝撃を与え、放射能汚染に苦しむ人が未だに居ることは事実である。そんな中、2023年7月、約12年ぶりに高浜原発1号機が再稼働し、現在も稼働し続けている・・・。
福島第一原発の近くに住んでいた友里(ゆり)は、故郷と家族と居場所を失い、遠い親戚にあたる隆弘(たかひろ)に引き取られることに。喧嘩ばかりで嚙み合わない二人だったが、
とある友里のカミングアウトから二人は徐々に心を寄せていく。
幸せに向かって歩き始める二人の前に立ちはだかる大きな壁とは・・・。
「被災者って・・・俺、この言葉嫌いやねん。」
久我真悟が贈る、至極の三落短編集。
レッテルだらけの社会に問う、人間同士の心のふれあい。
ABキャスト Aキャスト Bキャスト |
三栄町LIVE STAGE(旧フラワースタジオ)
東京都新宿区四谷三栄町10-12 ボナフラワービル B1
(1F居酒屋「大西」のビルの地下1階)
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」4番出口より徒歩5分
JR総武線・東京メトロ「四ツ谷駅」より徒歩10分
都営新宿線「曙橋駅」より徒歩7分
宣伝美術 :加納和可子
キャスティング:久我真悟/三栄町LIVE
音響・照明 :KGSG
制作 :松尾智久、志水もえの
制作指揮 :小畑幸英
プロデュース :久我真悟
プロデューサー:清弘樹
企画・制作 :三栄町LIVE
協力:
サンミュージックアカデミー/Team unforgettable
(50音順・順不同)
三栄町LIVE
info@3eicholive.com
前売り自由席3500円(当日4000円)
配信チケット3500円